
新生・知財翻訳検定
~クライアントが望む近未来的な訳者像~
オンデマンド配信スケジュール
2025年10月1日(水)~10月31日(金)
プログラム概要
知的財産権関連の文書の内容を他言語で正確に伝えるスキルをもつ知財翻訳者は、言語力・技術理解・法的知識を兼ね備えた専門家である。日本知的財産翻訳協会(NIPTA)では、そのような知財翻訳者の能力評価と育成のため「知的財産翻訳検定」を2005年から実施してきたが、近年の業界状況の変化により、翻訳者に求められる能力は変化しつつある。本講演は、NIPTAが業界調査の結果をもとに決定した同検定試験のリニューアルについて解説する。
登壇者へのリクエストや事前質問を募集しております。
お寄せいただいた質問は、登壇者がセミナー中にお答えする予定です。
受付期限:2025年8月6日(水)正午まで
【注意事項】
・質問は匿名です。
・全ての質問にお答えできるわけではありません。
・セミナーの趣旨に沿わない質問にはお答えできません。
応募フォーム
登壇者

ナガトモ ヨウコ
長友 陽子
Nagatomo Yoko
日本知的財産翻訳協会 理事/園田・小林知財サービス株式会社 翻訳部長
大学では演劇を専攻し、卒業後は英国に留学して舞台芸術と英語を3年間学ぶ。帰国後、演劇活動の合間に客室清掃のアルバイトをしていた都内一流ホテルにて英語力を買われコンシェルジュに抜擢。顧客満足のために奔走しつつ、通信教育にて知財翻訳を自宅学習。結婚・出産を機に10年間勤めた同ホテルを退職し、2014年に特許事務所(現在は分社し同事務所のグループ会社)に入り所内翻訳者として知財業界でのキャリアをスタート。2016年より翻訳部長、2019年役員に就任。2024年より知的財産翻訳協会理事。

アライ ヒロシ
荒井 博
Arai Hiroshi
園田・小林知財サービス株式会社 翻訳者
大学では外国語学部でドイツ語を専攻。翻訳会社の特許部門を経て特許事務所に入り、明細書翻訳(英日・独日)と中間処理(化学)を担当。現職では電機や通信分野の明細書和訳・中間処理に加え、各種翻訳チェック業務も担当。知的財産翻訳検定1級(化学・英日)。知的財産管理技能検定2級。2025年度より知的財産翻訳検定試験委員(化学)。

ヤナカ オサム
谷中 修
Yanaka Osamu
園田・小林知財サービス株式会社 翻訳者
大学では文学部で英文学を専攻し、中国語と韓国語も学ぶ。語学学校、コンサルティング会社、翻訳会社、ISO審査機関を経て、特許事務所に入所。現職では主に明細書翻訳(英日・日英)や中間処理書類(日英)翻訳、各種翻訳チェック業務を担当。工業英検(現技術英検)1級(2012年度文部科学大臣賞受賞)、知的財産翻訳検定1級(機械工学:英日および日英)、知的財産翻訳検定中文和訳、知的財産管理技能検定2級。現在、知的財産翻訳ジャーナルに「十大発明家の特許明細書を翻訳してみよう!」シリーズを連載中。